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マイナンバー保険証での受付について

マイナンバー保険証での受付について

令和5年4月より、オンライン資格確認の原則義務化により、初診、再診ともにマイナンバーカードによる保険証利用が始まっています。当院でも令和5年10月より、マイナンバー保険証によるオンライン資格確認を開始しました。マイナ保険証を利用すると、過去のレセプトデータから、受診した医療機関、診療内容、薬剤情報、特定検診などの情報を得ることができます。診療情報を活用し、薬剤の重複を防ぐことにより、円滑で無駄のない医療を提供することを目的としています。
顔認証がうまくいかない場合や暗証番号をお忘れの場合、保険者さんからの保険証情報が入っていない場合もあり、当面の間は保険証も一緒にご持参ください。医療証などは、これまで通り受付窓口にご提出ください。
2024年1月より「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」の点数が変更されました。
初診では、マイナ保険証を利用の場合2点加算、利用しない場合4点加算
（2023年12月までは利用しない場合6点加算でした）
再診では、マイナ保険証を利用してもしなくても加算はありません。
（2023年12月までは利用しない場合2点加算でした）

注意事項

マイナンバーカードを保険証として利用するには、事前登録が必要です。マイナポータルサイトかセブン銀行ATMで、保険証として利用するための事前登録を行ってください。

マイナ保険証は健康保険証とは違い、受付にご提示いただくものではなく、カードリーダーに置いていただき、タッチパネルで受付登録していただく必要があります。受診ごとに毎回ご持参いただき、マイナ受付をしていただくことになっております。

マイナ受付の際に、暗証番号か顔認証で本人確認を行います。この認証には失敗できる回数に制限があり「暗証番号＝3回」「顔認証＝10回」までです。それ以上認証に失敗すると、マイナンバーカードの電子証明書にロックがかかり、使用できなくなります。ロックの解除と暗証番号の再設定ができるのは。自治体の窓口のみです。当院で１回認証エラーをした場合、当院でも他の医療機関でも失敗できる回数は残り2回です。医療機関が違ったり、日数が開いたりしても、エラーになった履歴は消えないので、ご注意ください。

引き続き健康保険証をご持参いただいくことをお勧めします。マイナ保険証も利用できない場合があります。保険証の内容と紐付けがうまくいっていない、磁気破損、有効期限切れなどです。新しい保険情報がオンライン資格確認で「有効」の確認ができるまでに、1か月以上かかることがあります。保険証が手元に届いていても、保険者側でマイナポータルへの登録にタイムラグがあると、マイナンバーカードでは保険情報が確認できません。その場合、健康保険証をお持ちいただいていれば、保険診療の対応が可能です。健康保険証をお持ちでない場合は、一時的に全額負担とさせていただき、後日保険証をご持参いただいた上で清算させていただきます。

マイナ保険証を使用するが情報取得には同意されない場合、直近１か月以内に他院でお薬の処方を受けられた場合、マイナポータルのシステム上取得できないため、お薬手帳をご持参ください。

マイナ保険証、お薬手帳とは別に、医療費受給者証、ひとり親医療費受給者証、障がい者医療費受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証をご持参ください。

オンライン資格確認の体制を整備することにより、いままでの診療費に加えて「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」という点数が算定されます。
- マイナ保険証を利用し、上記の情報取得に同意する場合
- 他の医療機関からの紹介状がある場合
  初診月に2点
- マイナ保険証を利用するが、情報取得には同意しない場合
- マイナ保険証を利用しようとしたが、破損や期限切れなどで使用できなかった場合
- マイナ保険証は使用せず、従来の健康保険証を使用する場合