こころ・チャイルド・クリニック|広島市安佐南区伴南の小児科、予防接種、アトピー、喘息、子育て支援

ご予約・お問い合わせ082-849-5519

〒731-3168
広島県広島市安佐南区伴南1丁目5-18-8
西風新都ゆめビル301

MENU
  • HOME
  • 院長のひとりごと

院長のひとりごと

メダルが期待されたパリオリンピック・男子バレーボールは、準々決勝でイタリアに2-3で敗れ、最終順位は7位だった。世界にはフランス、ポーランド、アメリカ、ブラジル、イタリア、ドイツ、スロベニアと強豪がずらりと並び、男子バレーは本当にレベルが高い。日本は史上最強と称されるチームになり目標は金メダルだったはず。予選リーグは調子があがらず、特に石川祐希が不調だったが、イタリア戦では本来の調子に戻り、とても素晴らしい試合だった。しかしあと一点がとれず…。石川、高橋藍、西田の得点力のあるサイドアタッカーがいて、ミドルは小野寺、山内、高橋健太郎が切磋琢磨してレベルアップ、それを操る司令塔の関田と守護神山本。何度も拾ってつないで、とても素晴らしい最高のチームだったと思う。いっぱい感動をもらってありがとう。

ネーションリーグとオリンピックが近すぎて、チームのピークの持って行き方が難しかったような気がする。今後世代交代してどんなチームになっていくのか楽しみであり、これからも見守って応援していきたい。

『今日あなたが無駄に過ごした一日は、昨日死んだ人がどうしても行きたかった一日』

これは韓国の2002年のベストセラーの小説、『カシコギ』(趙昌仁著)に出てくる言葉です。白血病の息子を献身的に介護する父親の話だそうです。私は、小林公夫氏の「中学受験に合格する子の親がしていること」という本の中で、この言葉を知りました。今日の何気ない一日は昨日死んだ人にとっては何が何でも生きたかった一日……。日々何気なく過ごしてしまうと、そのありがたさを忘れてしまいます。一日一日を大切にしましょう、ということですね。不安でたまらないとき、雑念に心が揺れるとき、目の前にあるやるべきことに、一生懸命、心を込めて取り組むことです。それが明日につながっていくような気がします。

10歳の頃より聴き始めた歌謡曲、フォーク、ニューミュージック、J-popの中で、心に残っている好きな曲です。これからもよい曲に巡り会いたいです。

    1. 熱帯夜 (Hi-Fi SET)
    2. THE GIFT (平井 大)
    3. 二人のdifference (Dreams Come True)
    4. 冷たい雨 (Hi-Fi SET)
    5. 海を見ていた午後 (Hi-Fi SET)
    6. 雨の街を (荒井由実)
    7. 青いエアメイル (松任谷由実)
    8. 夢花火 (Novelbright)
    9. テルミネ (大貫妙子)
    10. 貴方が生きたLove Song (高橋真梨子&玉置浩二)
    11. 離れずに暖めて (SING LIKE TALKING)
    12. 心の扉 (SING LIKE TALKING)
    13. sha la la (Skoop On Somebody)
    14. 手をつないで帰ろ (槇原敬之)
    15. 12月の魔法 (槇原敬之)
    16. グッドバイ (サカナクション)
    17. ナイトフィッシングイズグッド (サカナクション)
    18. Colorless (向井太一)
    19. ゼロのままでいられたら (OfficialDandism)
    20. イコール (OfficialDandism)
    21. ひとりじゃないさ (I RE’IN FOR RE’IN)
    22. day by day (KAN)
    23. ごめんね… (高橋真梨子)
    24. Summer Dream’ (大橋純子)
    25. Mermaid In Blue (種ともこ)
    26. Woman Wの悲劇より” (薬師丸ひろ子)
    27. sweet memories (松田聖子)
    28. マイ・ラグジュアリー・ナイト (しばたはつみ)
    29. 幸せが溢れたら (indigo la End)
    30. Giants (ONE OK ROCK)

    16歳の頃から聴き始めた洋楽のベストです。これから好きな曲が出てくると変わってくるかもしれませんね。

     

    1. 愛はきらめきの中に (Bee Gees)
    2. みんな一人ぼっち (Rita Coolidge)
    3. 愛のハーモニー (Dionne & Friends)
    4. The Color Of Love (Boyz II Men
    5. here I am (Air Supply)
    6. Glory Of Love(Peter Cetera)
    7. anything for you (Gloria Estefan)
    8. the gift of love (Bette Midler)
    9. 青春の輝き (Carpenters)
    10. 追憶 (Barbra Streisand)
    11. 哀しみ色に染めて (Sheena Easton)
    12. Star (Maywood)
    13. Back For Good (Take That)
    14. すべてをあなたに (Whitney Houston)
    15. maybe (Roberta Flack with Peabo Bryson)
    16. You’re Still The One (Shania Twain)
    17. Aint Gonna Come (Viktor Lazlo)
    18. 里見八犬伝 (John O’Banion)
    19. honesty (Billy Joel)
    20. 美女と野獣 (Celine Dion with Peabo Bryson )
    21. your eyes only (Sheena Easton)
    22. 誰ために鐘は鳴る (Bee Gees)
    23. 悲しみのクラウン (Barbra Streisand)
    24. Save This Night For Love (The Pointer Sisters)
    25. He’s So Shy (The Pointer Sisters)
    26. hero (Mariah Carey)
    27. After The Love Has Gone (Earth Wind & Fire)
    28. Why Goodbye (Peabo Bryson)
    29. If we hold on together (Diana Ross)
    30. 恋のハッピーデート (Nolans)

    韓国ドラマを見始めて2年に…。現時点での私のベスト20です。

    1. 天国の階段
    2. 刑務所のルールブック
    3. ドクターズ~恋する気持ち
    4. カンテク~運命の愛~
    5. 力の強い女 ト・ボンスン
    6. あなたが眠っている間に
    7. ヴィンチェンツォ
    8. 海街チャチャチャ
    9. 太陽の末裔
    10. 太陽を抱く月
    11. ボーイフレンド
    12. イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜
    13. アバウトタイム~止めたい時間~
    14. 悲しき恋歌
    15. 再婚ゲーム
    16. 密会
    17. チング~俺たちの伝説~
    18. 夏の香り
    19. 梨泰院クラス
    20. 愛の不時着

    本年1月のごあいさつで、映画ビリギャルのお話をしましたが、これはぜひ残しておきたい話なので、私のひとりごとにあげておきます。

    有村架純が演じる、成績が学年ビリ、金髪ギャルのさやかが、塾の教師、坪田先生と出会い、1年で偏差値を40上げて、“慶應大学合格“という目標に挑戦します。

    Where there’s a will, there’s a way. 「意志のある所に道は開ける」

    これは、坪田先生が、辞書に書き込んだリンカーンの言葉です。どんなに困難な道でもそれをやり遂げる意志さえあれば、必ず道は開ける……。心に刻んでおきたい希望と勇気が湧いてくる言葉ですね。

    先日のワールドカップで、男子バレーはパリ五輪の出場権を獲得した。あれから1カ月経った今も、まだ興奮が冷めやらぬ気がする。初戦のフィンランド戦はフルセットの辛勝、2戦目のエジプト戦もフルセットの敗戦で、絶対絶命のピンチになった。第1, 2セットまでは余裕をもって連取するも、その後2セットを取り返されるという展開に、魔の第3セット、と思ったものだ。しかし、第3戦から1セットも失わずに、チュニジア、トルコ、セルビア、スロベニアを撃破して五輪切符を手にした。

    エジプト戦の後、セッターの関田誠大の落ち込みが特に大きかったとか。皆で励まし、今年3月に胃がんで早逝した元日本代表のセッター、藤井直伸選手のテレビでの特集が後押ししてくれたとのことで、第3戦から見違えるようなトスワークを見せてくれた。スロベニア戦後の藤井選手の3番のユニフォームとともに、男泣きをしていた選手たちに、大きな感動をもらった。皆で勝ち取った五輪切符。本当によくやった……。

    日本は確かに強くなった。だが、パリ五輪でメダルを取るには何かもう一つ必要な気がする。すでに始まったVリーグで新たな戦力が出現し、レベルアップにつながることを期待したい。

    「大沢たかお」がドラマ『JIN-仁』で演じた「南方仁」は、実に魅力的な人だった。温厚かつ誠実で、周囲の人々から愛される人柄なのだが、理不尽なことには、強靭な意志で立ち向かっていくのだ。現代から幕末の江戸へとタイムスリップして、医者として、自分の持つ知識と技能を最大限に生かして、目の前の患者に最善を尽くす姿は、感動的だった。

    もう一つ『風に立つライオン』で大沢さんが演じたのは、ケニアの過酷な環境の中で医療活動に従事する医師、島田航一郎先生だ。国境、人種を越えて、命と心に向き合う医師の生きざまは、勇敢で崇高なものに思えた。

    体力、知識、技能、そして行動力を要する仕事。私はどちらの場所に行っても同じことはできないかもしれない。それでも置かれた場所で咲けばいい…。その芯にあるものは同じだから、と言い聞かせながら、日々の診療に携わっていきたい。

    先日のネーションズリーグ男子バレーでは、感動の試合をいっぱい見せてもらった。1977年のW杯以来、46年ぶりのメダル獲得で、大変な快挙である。

    キャプテンの石川祐希は攻撃パターンの引き出しが多く、際立った得点力に加えて、チームを引っ張る力も卓越したものがあった。何といっても関田のトス回しが素晴らしく、攻撃陣を魔法のトスであやつり、ブロックを翻弄していた。西田有志は体調不良から回復のきざしが見られたものの完全ではなく、その分宮浦健人が補ってあまりある大活躍だった。私の一番のお気に入りはミドルの小野寺大志である。攻守にわたり安定しているためか全試合スタメン起用で、ツボにはまったときのクイック、ブロックは鮮やかだ。個人的にはもっともっと活躍してほしい。拾ってつなぐ粘り強いバレーが日本の特徴なのだが、その中心となったのが、山本智大のディグ。強烈なスパイクを次々に拾って、日本の攻撃を支える陰の立役者だった。

    パリオリンピックに向けて何が必要か。石川、高橋藍、西田、宮浦の得点力をアップするためにも、ミドルの攻撃をさらに増やしていく必要があるように思う。そして、ブロックとサーブだ。9月に行われるワールドカップで、パリ2024オリンピックの切符を取得して、パリオリンピックでは、ぜひぜひより上のメダルを!

    私の大好きな作家のひとりは、2016年に89歳で亡くなられた渡辺和子さんである。キリスト教カトリックの修道女で、学校法人ノートルダム清心学園理事長でいらっしゃった。初めて出会った本は、『「ひと」として大切なこと』で、ノートルダム清心女子大学で30年以上続いた名講義「人格論」を収録したものである。心が晴れないとき、生き方に迷うとき、そっと導いてくれる言葉がいっぱい詰まっている。

    心に残っている言葉は

    ◦人間が生きていく上で一番大切なのは、自分はありのままで生きていてもよいという生の肯定である。価値があるから生きているのではなく、生きているから価値があるのだ。何ができてもできなくてもいい。どんな人でも生きているだけで価値がある。自分を愛せない人は人を愛せない。ありのままの自分を受け入れられた時心の中に優しさと強さを持つことができる。

    ◦病気、苦しみ、災難は、生の価値を認識するありがたい機会となる。神はあなたが耐えられないような試練に遭わせることはないばかりか、試練と同時に、それに耐えられるように、力も与えて下さる。人間に悩みはつきもの。けれども、決してあなたの力に余る試練を与えない。試練に耐える力と逃げ道を備えて下さる。

    ◦主よ、変えられないものを受け容れる心の静けさと、変えられるものを変える勇気と、その両者を見分ける英知を我に与え給え。

    ◦人間の自由というのは、諸条件からの自由ではなく、これら諸条件に対して、自分のあり方を判断し、選択する自由である。

    ◦かけがえのない一日を、不平不満で埋めるのではなく、ありがたいものとして生きる時、そこにはささやかな幸せが生まれてくる。

    ◦置かれた場所で咲きなさい。置かれたところこそが今のあなたの居場所。咲けない時は根を下へ下へと降ろしていく。

    ◦一生の終わりに残るものは自分が集めたものではなく自分が与えたものである。。

     『「ひと」として大切なこと』を勧めると、難しくて読みにくいとよく言われる。『置かれた場所で咲きなさい』『面倒だから、しよう』は読みやすいかも。