2020/04/24
昨日スタッフが診療中に、「院長、大変、岡江久美子が新型コロナで亡くなった…」と言われ、目が上転して、言葉を失ってしまった…。「私のマドンナが…」
私が13歳のときに、ポーラテレビ小説「お美津」でデビュー。ダメ夫、浜田光夫を支える気丈な芯の強い女を演じて、私はすっかり虜になった。「おまえさん」というセリフが今も聞こえてくる。どちらかというと、清純かつクールなイメージだった。次に彼女を見たのは連想ゲーム。次々に答えていく頭の回転の速い女性、しかも笑顔がとても素敵な人だった。ふと、思い出したのが、紅組中田喜子キャプテンが「お皿」と言ったら、岡江さんは「胸」と言って、大爆笑だったよね…。その後CM、ドラマ、バラエティにも引っ張りだこ。マルチなタレントだ。「天までとどけ」、「はなまるマーケット」が有名かな。清純→聡明→茶目っ気のある明るい女性、と私の中でイメージが変わっていった。彼女が娘にお弁当を作ると必ず写真を撮っている、というエピソードも微笑ましくて素敵だった。家族でしゃべりだすと止まらないという団らんも、心温まる話だ。
大和田獏さん、美帆さんは17日間も会うこともできず、本日、遺骨で帰宅されたとのこと。コロナは恐い、憎い。他人ごとではなく、コロナに立ち向かわないと…。
私が最も好きな女優。多くの人に愛された岡江久美子さん、ご冥福をお祈りいたします。