2015/04/13
映画を見終わった後には、どんな映画であれ何か心に残るものがある。架空のストリーの中に身を委ねて、登場人物になったり、その場面を第三者の目で眺めていたり…。ほんの短い時間なのだが、現実から離れて、日常の自分を忘れて、ときには笑い、ときには泣いて、終わった後に何か新しいものが自分に付与されたような気になる。水野晴郎の「いやぁ、映画って本当にいいもんですね~」という言葉にただうなずくばかり。私が大学3年のとき、1年間に映画館で見た映画は86本だった。よく行ったものだ、と我ながら感心する。きっかけは、当時の名画座(現在の八丁座)で上映されていた「愛と青春の旅立ち」と「グリース2」の二本立てだった。この2本は6回も映画館に足を運んだ。
これまでに見た映画で好きな映画をあげると、
「哀愁」「めまい」「草原の輝き」「陽のあたる場所」「アパートの鍵貸します」「昼下がりの情事」などである。